新しくモンステラを購入した際、根に水苔が巻かれている事がよくあります。発送時にモンステラの根を保護する為に巻かれた水苔は簡単に取り除けるので問題無いのですが、水苔に巻き付かれたまま育てられ販売されているモンステラの根から水苔を除去するのがとても厄介です。私の過去の経験上、この水苔をちゃんと除去しない状態で、鉢植えへと移行してしまうとモンステラに成長不良が発生した事がありました。新しく購入したモンステラが、水苔に巻かれている事が直ぐに見て分かる場合は除去すればよいのですが、中には用土に植え付けられていると見えて、掘りだしてみると根に水苔が巻かれたまま用土に植えられている状態だった事もありました。根に水苔が巻かれた状態で鉢植えされているモンステラは、過去の経験上、確実に成長不良を起こしたので、購入したモンステラは、植木鉢に植えられた状態で届いても、必ず一度掘りおこして根の状態を確認する様にしています。そして水苔が付いていたら除去できる範囲で水苔を除去します。成長が遅いと感じるモンステラは、根に問題がある場合が過去の経験上多くありました。
目次
根に水苔が巻かれたモンステラは綺麗に除去(2023年5月2日の様子)
モンステラの根に水苔が巻かれたままの状態で鉢植えにして育てると成長不良や葉が枯れる事が過去にありました。なので新しく購入したモンステラは、名の知れた有名店で購入したモンステラであっても根の状態を事前に確認してから栽培する様にしています。
過去水苔で調子を崩したモンステラ
以下は、過去実際に水苔が巻かれたモンステラを育てていて発生した不調時の様子についてまとめています。
上記の様な出来事が過去実際にあった為、新しく購入したモンステラの根に水苔が巻かれている場合は、綺麗に除去してから鉢植えへと移行します。
モンステラの根に巻かれた水苔の除去方法
以下は実際に根に水苔が巻かれた状態で届いた黄斑のモンステラオーレアです。
トップカット苗がしばらく水苔に巻かれた状態で育てられていた為、新しい根が水苔にガッチリとまわっています。
この絡みついた根を丁寧に指で除去すると以下の様な状態となります。
あまり長い根を植え付けてしまうと、短い期間で鉢底から根が出てきてしまった事があったので、先端の根はカットしてしまいます。
よく見ると細かい水苔が根に残っているのですが、これ以上は取り除く事ができないので、この状態で鉢植えへと移行します。
以下は鉢植えへと移行した状態です。
これからモンステラの成長期となりますので、勢いよく成長してくれるはずです。
引き続き成長に変化がありましたら、モンステラボルシギアナの栽培記録ページでご紹介致します。
本ページで紹介している斑入りのモンステラボルシギアナの栽培記録
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラボルシギアナの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
- 2023年8月22日 :斑入りのモンステラ(オーレア)に緑一色の葉が開く
- 2023年7月31日 :一般家庭では緑多めの黄斑のモンステラの方がやっぱり育てやすい
- 2023年7月4日 :緑多めの黄斑のモンステラオーレアに新しい葉が開く
- 2023年5月3日 :モンステラオーレアの斑の傷みによる枯れが酷い為、新たな株を追加栽培開始
- 2023年5月3日 :緑多めのモンステラオーレアの栽培を開始
- 2023年5月2日 :モンステラの根に巻かれた水苔は鉢植え前に綺麗に取り除く
モンステラボルシギアナの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラボルシギアナ
モンステラボルシギアナは、モンステラデリシオーサと比較すると小さ目で、同じ栽培環境下においてはデリシオーサよりも成長が早いとされています。それぞれの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。日本国内では、デリシオーサの様にコンパクタ、タイコンステレーション、マクロコズムというような種類別の呼び名では無く、ハーフムーン、フルムーン、ホワイトタイガーというような斑の入り方の違いによる呼び名が付けられている事が多いです。海外では、斑入りのボルシアナ(ホワイトタイガー)を”Monstera Albo Borsigiana”の様に”アルボ”と名付けられているのをよく見かけます。私が実際に栽培しているモンステラボルシギアナについて、以下のページでご紹介いたします。
私のモンステラ
私が栽培しているモンステラの種類、モンステラの栽培環境、モンステラを育てる際に利用している栽培用品について以下のページにまとめています。