モンステラの気根は、邪魔になる前に植木鉢へと誘導しながら育てる事で樹形が整います。気根が邪魔になるまで放置すると剪定(カット)せざるを得ない状態となってしまいます。モンステラは、葉と気根を交互に伸ばしながら成長する植物です。人間の視点では見た目が悪い気根であっても、モンステラにとっては必要な気根であるはずなので剪定(カット)する事なく邪魔になる以前に対処してあげる事が大切だと思っています。
目次
モンステラの気根は邪魔になる前に植木鉢へと誘導する(2023年4月9日の様子)
こちらは丁度気根が横に伸び始めているモンステラタイコンステレーションです。このまま横に伸びる気根を放置していると、永遠と伸びてしまい最後は剪定(カット)せざるを得ない状態となってしまいます。
気根が植木鉢の中へ納まりそうな長さまで成長したら、少しずつ指で気根を曲げてあげながら植木鉢の中へと誘導してあげます。
植木鉢へと気根を誘導してあげた写真です。このタイミングを逃すと、気根が伸びすぎてしまい植木鉢の中へ納まらなくなってしまいます。
綺麗な株に仕立ててあげる為には日々の観察も大切です。
約5ヵ月ぶりに、8枚目の新しい葉が開いてきました。詳細は以下のページにまとめました。
次の栽培記録:8枚目の葉が開いてきたモンステラタイコンステレーション
本ページで紹介しているモンステラデリシオーサタイコンステレーションの栽培記録
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサタイコンステレーションの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
- 2024年9月11日 :栽培を開始して丸3年となるタイコンステレーション
- 2024年7月14日 :価格が安い斑入りのモンステラでも充分美しく成長する
- 2023年8月12日 :9枚目の葉が開いてきたモンステラタイコンステレーション
- 2023年6月22日 :葉が大きく開いてきたモンステラタイコンステレーション
- 2023年6月12日 :8枚目の葉が開いてきたモンステラタイコンステレーション
- 2023年4月9日 :モンステラの気根はカットせず邪魔になる前に植木鉢へと誘導する
- 2023年1月22日 :モンステラデリシオーサの葉を大きく成長させる方法
- 2023年1月9日 :7枚目の葉が開いてきたモンステラタイコンステレーション
- 2022年12月13日 :根腐れして枯れた気根の先から分岐する新しい気根
- 2022年11月17日 :根立ち(根上がり)のモンステラタイコンステレーションに支柱を追加
- 2022年9月29日 :根立ち(根上がり)がかっこいいモンステラタイコンステレーションに6枚目の葉が開く
- 2022年8月8日 :気根がかっこいいイエローモンスターに5枚目の葉が開く
- 2022年7月3日 :イエローモンスターらしい4枚目の葉が開いたモンステラタイコンステレーション
- 2022年5月22日 :イエローモンスターらしい3枚目の葉が開いたモンステラタイコンステレーション
- 2022年5月15日 :3枚目の新しい葉が開き始めたモンステラタイコンステレーション
- 2022年3月24日 :綺麗な2枚目の葉が開いたモンステラタイコンステレーション
- 2022年3月2日 :栽培四ヶ月目で2枚目の葉が展開するタイコンステレーション
- 2022年1月9日 :栽培二ヶ月目で開いたタイコンステレーションの葉
- 2021年12月26日 :冬でも葉が開きそうな挿し木栽培のタイコンステレーション
- 2021年12月14日 :タイコンステレーションの挿し木栽培約一ヶ月で新芽が大きく成長
- 2021年12月1日 :タイコンステレーションの挿し木栽培、12月なのにぐんぐん伸びる新芽
- 2021年11月21日 :タイコンステレーションの挿し木栽培10日目、成長する新芽
- 2021年11月15日 :タイコンステレーションの挿し木栽培4日目、新芽を続々確認
- 2021年11月14日 :タイコンステレーションの挿し木栽培3日目に成長点から新芽が展開
- 2021年11月11日 :気根が充実したタイコンステレーションの挿し木栽培を開始
モンステラデリシオーサタイコンステレーションの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
関連記事:モンステラデリシオーサタイコンステレーションの栽培記録
モンステラデリシオーサタイコンステレーション
モンステラデリシオーサタイコンステレーションは、モンステラの大きな葉に星空を散りばめた様なクリーム色に近い黄色い斑が入る個体です。特に大きな葉を持つ成熟したモンステラデリシオーサタイコンステレーションは、別名「イエローモンスター」とも呼ばれます。海外の記事を読んでいると、モンステラデリシオーサタイコンステレーションは、組織培養を通じて遺伝継承しやすいように生産された斑入りモンステラの為、常に安定して葉に斑が入るとの記載があります。私が栽培しているモンステラデリシオーサタイコンステレーションの中には、とても肉厚な葉に特異な散り斑が散りばめられた変異株などもあります。コンステレーション( constellation )とは星座を意味します。葉に入る散り斑を星空に見立てて付けられた名前だと思われます。モンステラの種類には、大宇宙を意味するマクロコズム( macrocosm )と名付けられたモンステラもあり、ネーミングがとてもお洒落だと感じます。
モンステラデリシオーサ
モンステラデリシオーサのデリシオーサは、英語で「おいしい」を意味する"delicious"に由来しているとされています。これはモンステラになる実が「おいしい」という理由からです。一般に観葉植物として市場に流通しているモンステラは、モンステラデリシオーサとモンステラボルシギアナの2種類があります。それぞれの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。モンステラデリシオーサは、ボルシギアナと比較して大きな葉を持ち、自然界では1メートル以上の巨大な葉を持つ場合もあります。モンステラデリシオーサには、実生株、コンパクタ、イエローマリリン、イエローモンスター、タイコンステレーション、マクロコズム、スケルトン、福助、ナローリーフ、奇形株、羅紗葉変異株、斑入りなどの種類があり、奇形をした変異株もボルシギアナよりも多く見かけます。私が実際に栽培しているモンステラデリシオーサについて、以下のページでご紹介いたします。
私のモンステラ
私が栽培しているモンステラの種類、モンステラの栽培環境、モンステラを育てる際に利用している栽培用品について以下のページにまとめています。