2021年11月11日(過去の栽培記録はこちら)から栽培を続けているモンステラタイコンステレーションが、来月で丸4年を迎えます。本株は当初、有機質用土で育てていましたが、2025年2月13日(過去の栽培記録はこちら)にトップカットを行い、気根立ちで仕立て直しました。その後、2025年4月20日(過去の栽培記録はこちら)には無機質用土へ切り替え、現在まで順調に生育しています。本日は秋の植え替えを兼ねて鉢増しを行い、支柱として黒竹を立てました。その様子を記録として撮影しましたので、モンステラの栽培記録にまとめておきます。

栽培丸4年を迎えるモンステラタイコンステレーションの秋の植え替え(2025年10月4日の様子)

気根立ちで仕立てている植え替え前のるモンステラタイコンステレーションです。モンステラは様々な種類がありますが、自ら気に入った株を購入し大切に何単位で育て上げる事がとても大切です。いつでもどこでも比較的安価に購入できるノーマルのタイコンステレーションでもこんなに美しく育ちます。

モンステラタイコンステレーション

以下の通り気根立ちで仕立てていますので、株がぐらつく事はありません。

モンステラタイコンステレーション

無機質用土で丈夫な株を作る事で、鮮やかな斑入りのモンステラでも茶色く傷める事無く、育てる事ができるのでは?と思いつつ検証を続けています。

この葉は、約2ヵ月前の2025年7月30日(過去の栽培記録はこちら)に開いたのですが、先端がやや茶色くなったものの、大きな痛みは現状出ていない状況です。

このままでも問題無いのですが、植木鉢を8号鉢から10号鉢へと鉢上げの為、植え替えを行いました。

無機質用土で育てているせいか、根がガッチリと植木鉢に張り巡る事は無いので、植木鉢をトントンと叩けば、スッポリと簡単に株は抜けます。用土はご覧の通り、無機質用土(赤玉土:鹿沼土:軽石=2:1:1)です。

モンステラの植え替え

10号鉢に植え替え、支柱(黒竹)を立ててみました。仕立て直すとガラリと雰囲気が変わります。モスポール等の支柱は設置するのも手間がかかりますし、延長するのも手間がかかるので、無機質用土で肥料をコントロールしながらコンパクトでも丈夫に育てたいモンステラの支柱は、ご覧の通り竹の棒で十分です。

モンステラタイコンステレーション

長い年月で木質化したモンステラタイコンステレーションの茎です。

木質化したモンステラ

用土は引き続き無機質です。

モンステラタイコンステレーションを育てる無機質用土

支柱(黒竹)にて仕立てています。とても細い支柱ですので、仕立てると言うより、ひっかけて支える棒を添えたという表現の方が正しいかもしれません。

支柱(黒竹)で支えられるモンステラタイコンステレーション

引き続き成長に変化がありましたらモンステラデリシオーサタイコンステレーションの栽培記録ページでご紹介致します。

モンステラデリシオーサタイコンステレーションの栽培記録

Plant Cultivation Record

時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラデリシオーサタイコンステレーションの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

2025年10月4日

栽培丸4年を迎えるモンステラタイコンステレーションの秋の植え替え

2025年7月30日

無機質用土検証に適した斑入りの葉がタイコンステレーションに開く

2025年7月11日

成長した株は無機質な用土の方が適しているのでは?と感じるモンステラタイコンステレーション

2025年5月8日

無機質な用土で気根立ちで栽培しているタイコンステレーションに新しい葉が開く

2025年4月20日

一つのモンステラの株で根立ち(根上がり)と幹立ち(幹上がり)を同時に仕立て始める

2025年2月13日

モンステラタイコンステレーションの支柱を外して根立ち(根上がり)で仕立て直す

2024年9月11日

栽培を開始して丸3年となるタイコンステレーション

2024年7月14日

価格が安い斑入りのモンステラでも充分美しく成長する

2023年8月12日

9枚目の葉が開いてきたモンステラタイコンステレーション

2023年6月22日

葉が大きく開いてきたモンステラタイコンステレーション

2023年6月12日

8枚目の葉が開いてきたモンステラタイコンステレーション

2023年4月9日

モンステラの気根はカットせず邪魔になる前に植木鉢へと誘導する

2023年1月22日

モンステラデリシオーサの葉を大きく成長させる方法

2023年1月9日

7枚目の葉が開いてきたモンステラタイコンステレーション

2022年12月13日

根腐れして枯れた気根の先から分岐する新しい気根

2022年11月17日

幹立ち(幹上がり)のモンステラタイコンステレーションに支柱を追加

2022年9月29日

幹立ち(幹上がり)がかっこいいモンステラタイコンステレーションに6枚目の葉が開く

2022年8月8日

気根がかっこいいイエローモンスターに5枚目の葉が開く

2022年7月3日

イエローモンスターらしい4枚目の葉が開いたモンステラタイコンステレーション

2022年5月22日

イエローモンスターらしい3枚目の葉が開いたモンステラタイコンステレーション

2022年5月15日

3枚目の新しい葉が開き始めたモンステラタイコンステレーション

2022年3月24日

綺麗な2枚目の葉が開いたモンステラタイコンステレーション

2022年3月2日

栽培四ヶ月目で2枚目の葉が展開するタイコンステレーション

2022年1月9日

栽培二ヶ月目で開いたタイコンステレーションの葉

2021年12月26日

冬でも葉が開きそうな挿し木栽培のタイコンステレーション

2021年12月14日

タイコンステレーションの挿し木栽培約一ヶ月で新芽が大きく成長

2021年12月1日

タイコンステレーションの挿し木栽培、12月なのにぐんぐん伸びる新芽

2021年11月21日

タイコンステレーションの挿し木栽培10日目、成長する新芽

2021年11月15日

タイコンステレーションの挿し木栽培4日目、新芽を続々確認

2021年11月14日

タイコンステレーションの挿し木栽培3日目に成長点から新芽が展開

モンステラデリシオーサタイコンステレーションの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。

モンステラタイコンステレーションとは?

モンステラデリシオーサタイコンステレーションは、モンステラの大きなに星空を散りばめた様な散斑が入るモンステラです。タイコンステレーションの種類には、イエローモンスター、ホワイトモンスター、クリームブリュレ、レガシーなどといった様々な種類があります。また海外では、Monstera Thai Constellation Green snow、Monstera Thai Constellation Electrolyte、Monstera Thai Constellation Medusaといった新しい品種のタイコンステレーションも販売されています。海外の記事を読んでいると、タイコンステレーションは、組織培養を通じて遺伝継承しやすいように生産された斑入りモンステラの為、常に安定してが入るとの記載があります。私が栽培しているモンステラデリシオーサタイコンステレーションの中には、とても肉厚なにミント色をした特異な散り斑が入る変異株などもあります。コンステレーション( constellation )とは星座を意味します。に入る散り斑を星空に見立てて付けられた名前だと思われます。モンステラの種類には、大宇宙を意味するマクロコズム( macrocosm )と名付けられたモンステラもあり、ネーミングがとてもお洒落だと感じます。

Types of Monstera

モンステラの種類