斑入りモンステラとして多く一般的に流通しているモンステラボルシギアナのホワイトタイガー(アルボ)ですが、斑入りで緑の部分が少ない株と、緑が多い株と比較すると成長速度に違いがあるのか?を確認する為、同一栽培環境下で同じ条件で栽培しながら約1年半かけて確認してみました。結論は私の栽培環境では、それほど大きな差は確認できませんでした。
目次
斑入りモンステラの成長速度について(2023年4月7日の様子)
以下は2023年4月7日に撮影したほとんど斑が入らない緑多めの斑入りモンステラと、ホワイトタイガー(アルボ)としてよく見かける白斑多めのモンステラです。共にモンステラボルシギアナになります。
栽培開始当初の様子
それぞれの株はほぼ同時期に同一栽培環境下で栽培を開始しました。栽培開始当初の様子は以下の通りとなります。
斑がほとんど入らない緑多めの株
以下はほとんど斑が入らない緑多めの斑入りモンステラを2021年11月3日(過去の栽培記録はこちら)に、栽培開始した際に撮影した写真です。
白斑が多く緑が少ない株
以下は白斑が多めに入るホワイトタイガー(アルボ)を2021年9月20日(過去の栽培記録はこちら)に、栽培開始した際に撮影した写真です。
栽培一年後の比較
以下の写真はちょうど栽培を開始して1年目、2022年10月16日(過去の栽培記録はこちら)に撮影したそれぞれの株を並べて比較した写真です。
越冬する前に撮影した写真はほとんど差が無かったのですが、今年の冬を越すと若干緑多めの斑入りモンステラの方が大きく成長しました。
それぞれの株の詳細な栽培記録については、以下のモンステラボルシギアナの栽培記録でまとめています。
引き続き成長に変化がありましたら、モンステラボルシギアナの栽培記録ページでご紹介致します。
モンステラボルシギアナ(ホワイトタイガー)の栽培記録
Plant Cultivation Record
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラボルシギアナの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
モンステラボルシギアナの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラボルシギアナ
モンステラボルシギアナは、モンステラデリシオーサと比較すると小さ目で、同じ栽培環境下においてはデリシオーサよりも成長が早いとされています。それぞれの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。日本国内では、デリシオーサの様にコンパクタ、タイコンステレーション、マクロコズムというような種類別の呼び名では無く、ハーフムーン、フルムーン、ホワイトタイガーというような斑の入り方の違いによる呼び名が付けられている事が多いです。海外では、斑入りのボルシアナ(ホワイトタイガー)を”Monstera Albo Borsigiana”の様に”アルボ”と名付けられているのをよく見かけます。私が実際に栽培しているモンステラボルシギアナについて、以下のページでご紹介いたします。
私のモンステラ
私が栽培しているモンステラの種類、モンステラの栽培環境、モンステラを育てる際に利用している栽培用品について以下のページにまとめています。