2025年3月19日(過去の栽培記録はこちら)にカット(剪定)を行ったモンステラセブブルーミントですが、カット(剪定)4日目にして発根を目視確認できる状態となりました。カット(剪定)後、発根確認まで一週間ぐらいかかるかなと思っていましたが4日目で確認できました。実際はカット(剪定)直後、既に支柱の中で成長した根がある状態である事と、鮮度が高い状態で水に挿しているので、水挿し直後から目に見えない動きは発生している事を感じます。また前回の栽培記録でも記載しましたが、カット(剪定)の断面に何か塗ったり、水挿し用の水に活力を補う様な液体を入れなくても何も問題無くモンステラは発根します。

モンステラのカット(剪定)4日目に発根確認(2025年3月23日の様子)

2025年3月19日(過去の栽培記録はこちら)にカット(剪定)後、直ぐに水挿しした際に撮影した写真がこちらです。

モンステラの剪定

ちなみに今回、カット(剪定)直後に水挿ししていますが、カット(剪定)直後に茎伏せや挿し木は絶対に行いません。私の栽培環境ですとカット(剪定)直後に水挿しした方が、100%発根するのと水挿しから発根させ鉢植えへと移行させた方が最速でモンステラを増殖させる事が出来ます。フリマサービスやオークションサービスでモンステラの茎だけが販売されている事がありますが、ネット上で販売されているモンステラの茎は、既にその時点で鮮度が悪いです。写真だけでは親株の状態すら把握できませんし、個人販売のモンステラは売りたい気持ちが先行しがちで粗末に扱われている可能性が高い為、状態が悪いと判断した方がよいかと思います。その状態から購入して配送してもらい茎伏せで管理なんて、とてもじゃないですがリスクが大きく発根に至る確率は低いと感じます(過去何度も同じ失敗をしました)。モンステラの茎伏せと挿し木の詳細については、以下のページでまとめています。

本日2025年3月23日に撮影した写真がこちらです。遠目だと確認できませんがアップで撮影すると既に発根している事を確認する事ができます。

ちょこんと白く新しい新鮮な根がちょこちょこ出てきている事が確認できます。

まだ当然動きはありませんが、以下は成長点です。

モンステラの成長点は、葉柄と茎の付け根付近にあると言われる事が多いですが、以下の通り、葉柄と茎の付け根から離れた距離にある場合もあります。カット(剪定)する際には、成長点を傷付けてしまわない様、十分注意する必要があります。

モンステラの成長点については、以下のページでまとめています。

茎にも綺麗な斑が入っています。

カメラだとなかなか確認できないのですが、遠目に白斑に見える部分は以下の通り薄っすら美しいミント斑が入っています。

モンステラを少しでも早く発根させたい場合のポイントは以下の通りです。

  • カット(剪定)直後の鮮度の高いモンステラを直ぐに水挿しへと移行させる。
  • カット(剪定)前の株の状態が良い事(本株は2メートル50センチまで育てた株なので茎がとても太い)。
  • カット(剪定)する以前から節間単位で既に支柱の中で綺麗に成長した根が存在する。
  • 暖かい時期にカット(剪定)を行う。

大きく成長させたモンステラを増やす事を想定すると、モスポールによる水苔管理では無く、透水管・ネトロンパイプに用土を入れた管理の方が、後々スムーズなモンステラの増殖へとつなげる事ができると個人的には感じます。理由はモスポールの水苔に絡みついた根を傷めない様に水苔から剥がす事は絶対に不可能です。私がモンステラを栽培する際に支柱として使っている透水管・ネトロンパイプの詳細については、以下のページでまとめています。

カット(剪定)9日目に発芽を確認した為、急遽鉢植えへと移行しました。詳細は以下のページにまとめています。

モンステラボルシギアナセブブルーミントの栽培記録

Plant Cultivation Record

時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラボルシギアナの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。

2025年3月30日

モンステラセブブルーミントのボトム側の株もカット(剪定)New!!

2025年3月28日

カット(剪定)9日目に発芽確認したモンステラセブブルーミントを鉢植えへ移行New!!

2025年3月23日

モンステラのカット(剪定)4日目に発根確認

2025年3月19日

ついに巨大に育て上げた2メートル50センチの斑入りモンステラをカット(剪定)

2025年3月3日

2m50cmの天井に届いた巨大な斑入りのモンステラ、剪定前の記録

2025年1月4日

世界最大級?わずか1年8ヵ月で2メートル40センチまで成長したモンステラセブブルーミント

2024年9月26日

2メートルの大株に成長したモンステラセブブルーミント

2024年8月6日

白斑が先行し始めたモンステラセブブルーミント

2024年7月10日

緑斑がとても綺麗なモンステラセブブルーミント

2024年5月29日

モンステラセブブルーミント大株、約一年で高さ1メートル20センチに成長

2024年1月4日

深い切れ込みと葉に穴があいたモンステラセブブルーミント

2023年11月19日

突然白斑では無くミント斑が先行し始めたモンステラセブブルーミント

2023年11月2日

初めて穴があいた美しい斑入りの葉が復活したモンステラセブブルーミント

2023年9月24日

斑が入らない緑一色の葉が開いてきたモンステラセブブルーミント

2023年9月1日

成長期に大きく成長したモンステラセブブルーミント

2023年7月9日

モンステラらしく大きな葉に成長してきたセブブルーミントの新しい葉

2023年7月2日

セブブルーミントのモンステラに更に斑入りの葉が開く

2023年5月24日

セブブルーミントのモンステラに新しい葉が開く

2023年4月29日

モンステラセブブルーミントのミッドカット苗の栽培を開始

モンステラボルシギアナの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。

モンステラセブブルーミントとは?

モンステラセブブルーミントは、白斑と緑斑の2種類の斑を持つ不思議なモンステラボルシギアナの仲間です。私が育てているモンステラセブブルーミントの成長過程においては、に切れ込みが入るか?入らないか?ぐらいの幼い苗の時は、白斑が開き、時間の経過と共にミント斑へと変化し、更に長い時間が経過すると緑斑へと変化しました。しかし、が割れ、に穴があくぐらいの大株へと成長すると、白斑が開く事は無く、ミント斑が開き、時間の経過と共にミント斑が緑斑へと変化する事を実際に確認してきています。モンステラの種類は数多くありますが、子株で緑斑のモンステラを見かける事があっても、に穴が開く大株になっても安定して綺麗な緑斑のが開くモンステラはなかなか見かける事がありません。

Types of Monstera

モンステラの種類