このホワイトタイガーの斑が傷み枯れ始めたのは、2022年11月11日(過去の栽培記録はこちら)。斑の枯れが進行し始めたのが2022年12月11日(過去の栽培記録はこちら)です。斑の枯れが進行してから半年以上が経過し、枯れがとても目立つ様になってしまいました。斑の強い斑入りのモンステラボルシギアナを綺麗に大きく育てるのはとても難しいなと思いながら、でもこれはこれで正解なのでは?と思うところもあります。枯れた部分が気に入らなければ切り戻し、トップの枯れた部分は茎伏せでリセットし、ボトムカット部からも発芽させて、緑多めであれば育てやすい株になるでしょうし、白斑が多くなってしまえば必ずまた傷んで枯れるので、再び切り戻すの繰り返しの様な気がします。もしくはこの株は「地植えにチャレンジしてみる?」と心の中で囁いている自分もいます。
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斑が傷みまくりのホワイトタイガー(2023年7月5日の様子)
ここまで枯れてしまうとやはり上部は節間でカットして茎伏せだろうなと思います。カットした茎は、販売したい気持ちもありますが、ここまで白斑が枯れている姿を目の当たりにしてしまうと、きっと新芽も白斑が多く、いずれ枯れるだろうなと思うと売る事はできないという気持ちになってしまいます。というか、白斑強めで販売されているホワイトタイガー・アルボの行く末は、全てこの様な状態となってしまうのでは?という感じもあります。
一般家庭の植木鉢で白斑が強く入る斑入りのモンステラ(ホワイトタイガー・アルボ)を綺麗な状態を維持しながら大きく育てるのは個人的には不可能な気がしてきました。
鮮やかな黄斑が入るモンステラオーレアも同じく綺麗な状態を維持したまま育てる為には、極力緑多めの株(参考:最近栽培している緑多めのオーレア(2023年7月4日の栽培記録))を選ばない限りは不可能な気がします。
この後、この株はどうするべきなのか・・・悩みます。
引き続き成長に変化がありましたら、モンステラボルシギアナの栽培記録ページでご紹介致します。
モンステラボルシギアナ(ホワイトタイガー)の栽培記録
Plant Cultivation Record
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラボルシギアナの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
モンステラボルシギアナの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラボルシギアナ
モンステラボルシギアナは、モンステラデリシオーサと比較すると小さ目で、同じ栽培環境下においてはデリシオーサよりも成長が早いとされています。それぞれの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。日本国内では、デリシオーサの様にコンパクタ、タイコンステレーション、マクロコズムというような種類別の呼び名では無く、ハーフムーン、フルムーン、ホワイトタイガーというような斑の入り方の違いによる呼び名が付けられている事が多いです。海外では、斑入りのボルシアナ(ホワイトタイガー)を”Monstera Albo Borsigiana”の様に”アルボ”と名付けられているのをよく見かけます。私が実際に栽培しているモンステラボルシギアナについて、以下のページでご紹介いたします。
私のモンステラ
私が栽培しているモンステラの種類、モンステラの栽培環境、モンステラを育てる際に利用している栽培用品について以下のページにまとめています。