本ページに掲載されているモンステラは、2021年12月1日(過去記事はこちら)より栽培している黄斑のモンステラボルシギアナ(オーレア)のトップカット苗です。
高価で貴重なモンステラほど、手を掛けて栽培しがちですが、時には手間をかけすぎてしまいストレスで調子を崩してしまう事があります。
まずはこちら。薬害で葉が枯れてしまいました。この黄斑のモンステラボルシギアナに付着したカイガラムシの駆除を行おうと住友化学園芸 殺虫剤 カイガラムシエアゾールを至近距離で噴射してしまった為、部分的に枯れてしまいました。最初は黒い小さな点々が現れる程度だったのですが、ジワジワと枯れの範囲が広がってきました。
目次
モンステラオーレアの薬害と葉焼け(2022年7月4日の様子)
薬害によるモンステラの被害の詳細については、以下のページでまとめています。
こちらは葉焼けです。遮光ネットを利用して遮光ネット越しの明るい日影に配置していたのですが、黄斑の部分からじわじわと葉焼けが進行して枯れてしまいました。薬害と同じで人間都合で、少しでも明るい方が良いだろうと思い配置したのがダメでした。
モンステラの葉焼けについての詳細は、以下のページでまとめています。
こちらは葉焼けした後、役目を終えて自然に枯れ落ちた黄斑のモンステラボルシギアナ(オーレア)の葉です。
フルムーンに近い鮮明な黄斑の葉でした。まだ綺麗に開いていた頃の状態については、以下の栽培記録のページに掲載しています。
通常、枯れた葉は見た目が悪いとの事で、人為的にカットしてしまう事が多いと思うのですが、枯れても株に付いているという事は、何かしらの役目がまだ残っていると判断しているので、どんなに見た目が悪くてもカットしないように観察していました。
葉柄部分も枯れてきています。こちらもいずれ、自然にポロリと枯れ落ちると思います。
そして、現在トップで綺麗に開いている黄斑の葉が以下になります。現在は、過去の教訓を生かし、風通しの良い完全に日影となる場所で栽培しているので、とても綺麗な葉の状態を維持しています。
葉柄も新鮮な緑色をしています。
以下は株全体を撮影した写真です。状態が良い黄斑の一番上の葉、薬害で一部分が枯れてしまった葉、葉焼けで枯れた葉。そして鉢の下に転がっているのが、役目を終え自然に枯れ落ちた葉です。
引き続き成長に変化がありましたら、モンステラボルシギアナの栽培記録ページでご紹介致します。
次に開いた新しい葉はフルムーンの黄斑でした。詳細は以下のページにアップしました。
次の栽培記録:約1ヶ月半ぶりに開いたモンステラオーレアの葉はフルムーンの黄斑
本ページで紹介している斑入りのモンステラボルシギアナの栽培記録
時系列で栽培記録が確認しやすいように本ページでご紹介しているモンステラボルシギアナの栽培記録のみを一覧で以下にまとめています。
- 2024年2月7日 :斑が強すぎて枯れまくりだったモンステラから出てきた新芽
- 2023年11月9日 :オーレアは黄斑が綺麗で鮮やかな株ほど大きく育てる事がとても難しい
- 2023年5月3日 :モンステラオーレアの斑の傷みによる枯れが酷い為、新たな株を追加栽培開始
- 2023年1月23日 :枯れやすい黄斑のモンステラオーレアの新しい葉
- 2022年11月24日 :黄斑のモンステラオーレアに新しい葉が開くも相変わらず斑が枯れる
- 2022年9月3日 :黄斑のモンステラオーレアの栽培は葉焼けが酷くとても難しい
- 2022年7月24日 :約1ヶ月半ぶりに開いたモンステラオーレアの葉はフルムーンの黄斑
- 2022年7月4日 :薬害、葉焼け、役目を終え枯れ落ちた黄斑のモンステラの葉
- 2022年6月16日 :肥料のおかげ?黄斑のモンステラ(オーレア)の新しい葉が大きく広がる
- 2022年6月2日 :葉焼けしカイガラムシも付いた黄斑のモンステラから広がった新しい葉
- 2022年5月30日 :茶色く枯れた黄斑のモンステラから出て来た綺麗な新葉
- 2022年5月24日 :葉焼けした黄斑のモンステラから出て来た新しい葉
- 2022年5月17日 :5月の陽射でも思いっきり葉焼けした黄斑のモンステラ
- 2022年3月22日 :黄斑のモンステラの新葉は切れ込み深く穴の開いたハーフムーン
- 2022年3月2日 :黄斑のモンステラボルシギアナ(トップカット)初めての新葉が開き始める
- 2022年2月21日 :黄斑のモンステラボルシギアナ(トップカット)の気根が成長
- 2022年1月31日 :新芽展開から3日後、黄色い斑入りのモンステラボルシギアナに新たな気根を確認
- 2022年1月27日 :脱皮するように大きく新芽が動き出した黄斑のモンステラボルシギアナ
- 2022年1月9日 :フルムーンに近い鮮明な黄斑のモンステラオーレア
- 2021年12月31日 :上向き始めた黄斑のモンステラボルシギアナ(オーレア)の新葉
- 2021年12月14日 :黄斑のモンステラボルシギアナ(オーレア)の気根を確認
- 2021年12月1日 :とても美しい黄斑のモンステラボルシギアナ(オーレア)のトップカットを購入
モンステラボルシギアナの栽培記録については、以下のページで全てまとめています。
モンステラボルシギアナ
モンステラボルシギアナは、モンステラデリシオーサと比較すると小さ目で、同じ栽培環境下においてはデリシオーサよりも成長が早いとされています。それぞれの違いについては、モンステラデリシオーサとボルシギアナの違いについてのページでまとめています。日本国内では、デリシオーサの様にコンパクタ、タイコンステレーション、マクロコズムというような種類別の呼び名では無く、ハーフムーン、フルムーン、ホワイトタイガーというような斑の入り方の違いによる呼び名が付けられている事が多いです。海外では、斑入りのボルシアナ(ホワイトタイガー)を”Monstera Albo Borsigiana”の様に”アルボ”と名付けられているのをよく見かけます。私が実際に栽培しているモンステラボルシギアナについて、以下のページでご紹介いたします。
私のモンステラ
私が栽培しているモンステラの種類、モンステラの栽培環境、モンステラを育てる際に利用している栽培用品について以下のページにまとめています。